その言葉が潜在意識の記憶をよみがえらせる

「君が決めたことはたいていうまくいかないよね」
いきなりこんな言葉から始まる今日のブログですが・・・
これは私がサラリーマン時代に上司から言われた言葉です。
上司といっても、8年ほど違う部署で働いていました。
この人が私の上司になったのはこの言葉を言われた2ヶ月前のことです。
今日のブログはマインド心理塾担当、絹村幸司が書いています。
私もすでにある程度の年齢に達していましたから、
この言葉を聞いても、
「いや、ここ何年かの私の判断とその後の経過を見てませんよね?」
と即座に反論することはできましたので、
私の中で”ある種の思い込み”は発生しませんでした。
しかしこの言葉を、
幼少期の頃に、
反論することなどできない心の成熟度で聞かされたとしたら、
その後どうなってしまったでしょう。

子どもながらに逆らうことのできない存在から言われた言葉は、
ずっと心の中に残ってしまいます。
その当時言われた言葉は、
大人になるにつれて表面上は忘れていきます。
顕在意識の中で忘れていきます。
しかし、
潜在意識では忘れることができず、
しっかりと過去の記憶として残っています。
なぜならば、
潜在意識は過去の出来事すべてを記憶する記録装置だからです。

子どもの頃に怒られた記憶はしっかりと残っています。
もちろん人としていけないことをしてしまったら、
怒られるのは当然の行為です。
それは親としてしっかりと叱らなければいけません。
しかしそうでない場合。
親がその時の感情のままで、
いわれもないことで叱られたとしたらどうでしょう。
たとえば、商売をしている両親の間に生まれた子が、
その日に学校であったできごとを話したくてたまらなくて急ぎ足で家に帰ったのに、
「忙しいから後にして」とか
「この忙しい時にそんなくだらないことは言わないで!」などと言われてしまうと、
心に大きなショックを抱えてしまいます。
しかしそれを表面的に「どうして聞いてくれないのよ!」と爆発させることはできません。
それだけ子どもから見た親の存在は、
絶対に逆らうことのできない存在なのです。
親の忙しさを子どもながらに間近で見ているので、
心の中で飲み込もうとします。
素直な感情を出さない方がいいんだと潜在意識に記録してしまいます。
「おまえの判断したことはうまくいったためしがない」
などと子どもの頃に言われてしまったら、
(自分で決めたことは間違っているから、自ら決めない方で人任せでいい)と思い込み、
決断力が乏しいまま成長してしまいます。
大人になった今この時点で、
何かを決断しなければならない場面に遭遇したとき、
潜在意識に記録された言葉と、
そのときの感情が突然浮かび上がってきます。
(自分の決めたことは間違っているかもしれない)
(私の決めたことが失敗につながってしまうかもしれない)
(ああ、どうしたらいいのだろう)
と悩み続けることになりかねません。
冒頭のように、
「君が決めたことはたいていうまくいかないよね」などと言われてしまったら、
思考が完全停止してしまうことでしょう。

そんなストレスがかかる人生に終止符を打ちましょう!
「なぜいつも決断が鈍いのだろう」
「なぜ私はこんなにも優柔不断なんだろう」
「こんな自分が嫌になってしまう」
その理由がわからないままストレスを抱えているので、
答えはいつになってもみつかりません。
しかしその理由を知ることができたら、
いくらでも対処のしようがあるというものです。
過去にその原因があるから、今のストレスがあるのです。
原因がわからないから、ストレスを抱えたままになるのです。
その原因が潜在意識に記録されているのなら、
勇気をもってそこに気づくことを意識してみませんか?
自力で潜在意識の記録に気づけないかもしれません。
自ら蓋をしてしまったとしたら、気づくことは困難でしょう。
今のあなたが少しでもそこに気づきたいという思いがありましたら、
どうぞお気軽にお声がけください。
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